オノマトペの現象学
角川ソフィア文庫 L109−6
| 出版社名 | KADOKAWA |
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| 出版年月 | 2025年10月 |
| ISBNコード |
978-4-04-400874-1
(4-04-400874-4) |
| 税込価格 | 1,386円 |
| 頁数・縦 | 288P 15cm |
商品内容
| 要旨 |
「きりきり痛むよりも、ぎりぎり痛むほうが、痛みは壮絶である。骨の内部にまで痛みがじかに食い込んでいる感じがする」―ぐずぐず、ちぐはぐ、ふわふわなど、私たちの身体のごく近くにある「オノマトペ」。ドイツ語で「音の絵」を意味するこの言語表現は、〈わたし〉の身体の奥深くに潜む感覚の記憶の表出であり、言語の原体ともいうべきものである。臨床哲学の第一人者である著者が自身の身体感覚を通じて語り尽くす言語論。 |
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| 目次 |
1 声のふるまい オノマトペのさまざまな顔(ぎりぎり |



出版社・メーカーコメント
「ぐずぐず」「ふわふわ」「なよなよ」……様々な言葉の手触りをもつオノマトペたちをまじまじと見つめ、その特性と表現を現象学的に分析する。人のいのちの息遣い、存在の感覚を描き出す鷲田哲学の真骨頂。