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自分をみつめる禅問答

角川ソフィア文庫 SP H−109−1

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2011年12月
ISBNコード 978-4-04-408902-3
4-04-408902-7
税込価格 968円
頁数・縦 270P 15cm

商品内容

要旨

「私とはなにか」「生きることに意味はあるのか」「苦しみはどこから生まれてくるのか」―。生について、誰もがいちどはぶつかる根源的な問いに、禅問答スタイルで回答。さらに、仏教の本質に迫る禅の教えから、坐禅の方法までを、ひとつずつていねいに解きあかしてゆく。自分を見つめる手段として、生への問いを投げかけつづけた気鋭の禅僧が、不安定で生きづらい時代に生きる、すべての人たちにおくる、最良の仏教入門。

目次

序章 宗教は必要か?
第1章 自己への問い―「私」の根拠はどこにあるのか?
第2章 「苦」が生み出される仕組み―ブッダ、道元の考察
第3章 「縁起」している「私」―他者と関わることが、生きること
第4章 自己を再建する―自己の土台を築くための坐禅
第5章 自己再建を支えてくれる「因果の教え」
第6章 教えとしての「自己への問い」―仏教は自己を問う者に示す道を持つ

著者紹介

南 直哉 (ミナミ ジキサイ)  
禅僧。1958年、長野県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、大手百貨店勤務を経て、1984年に曹洞宗で出家得度。同年、福井県大本山永平寺に入門。2003年まで約20年修行生活を送る。現在、福井県霊泉寺住職、青森県むつ市の恐山菩提寺院代(山主代理)を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)