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魔女とほうきと黒い猫

角川ソフィア文庫 J109−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2014年2月
ISBNコード 978-4-04-409454-6
4-04-409454-3
税込価格 616円
頁数・縦 217P 15cm

商品内容

要旨

黒猫をお供に、ほうきにまたがって空を飛ぶ―わたしたちが共通して持つ魔女のイメージはいつできあがったのか。そもそも人々が思い描いていた魔女とはどんな姿だったのか。ヨーロッパにおける古代の女神崇拝やグリム、メルヘンなどの伝承からその実像を掘り起こし、中世のキリスト教文化の中で弾圧の対象となってしまった過程をたどる。人々の暮らしや心情を映し、変容し続けてきた「身近な存在」を読み解く、新しい魔女論!

目次

第1章 魔女はメルヘンから(よい魔女か、悪い魔女か
ヨーロッパ中魔女だらけ)
第2章 妖精から魔女へ(森にひそむ妖精たち
おばあさんが魔法使いに)
第3章 ほうきと黒猫の受難(魔女狩りの時代
ほうきの民俗学、黒猫の神話学)

著者紹介

菊地 章太 (キクチ ノリタカ)  
1959年、横浜市生まれ。筑波大学卒業後、フランス・トゥールーズ神学大学高等研究院留学。現在、東洋大学教授。文学博士。専攻はカトリック神学、比較宗教史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)