熱狂する明代 中国「四大奇書」の誕生
角川選書 675
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2024年12月 |
ISBNコード |
978-4-04-703732-8
(4-04-703732-X) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 278P 19cm |
商品内容
要旨 |
日本人にも馴染みの深い「四大奇書」の『三国志演義』『水滸伝』『西遊記』『金瓶梅』。出版バブルを迎えた明代後期は、人々が規範や常識を超えて、自分らしい人生を求めた、熱狂の時代だった。いかにして話し言葉による「白話小説」は生まれたのか。なぜアウトローが主人公で、反体制的なのか。作品を刊行した真の狙いとは何か。元代から清代まで辿り、政治史・世界史からのアプローチも用いて、中国文学史の謎を解き明かす。 |
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目次 |
第一章 モンゴルの遺産 |
出版社・メーカーコメント
それは「熱狂」の時代だった−−! 現代でも高い人気を誇る中国四大奇書を生み出した明代後期。なぜ次々と傑作が生み出されたのか。文学史にとどまらない、その複雑な成立背景を解き明かす。