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ローマはなぜ滅んだか

講談社現代新書 968

出版社名 講談社
出版年月 1989年10月
ISBNコード 978-4-06-148968-4
4-06-148968-2
税込価格 990円
頁数・縦 241P 18cm

商品内容

要旨

全世界から巨富を集め、繁栄の限りをつくしたローマ帝国。食卓をにぎわす珍鳥・珍魚、文学に、スポーツに進出する「自由な女」、文化となった愛欲―。「永遠」をうたわれた巨大文明の興亡の中に現代の超大国・日本の姿を透し見る。

目次

序 「ローマはなぜ滅んだか」となぜ問うのか
1 ローマ帝国の繁栄とは何か
2 道路網の整備
3 ローマ帝国の経済構造
4 経済大国ローマの実体
5 爛熟した文明の経済的基礎
6 悪徳・不正・浪費・奢侈・美食
7 性解放・女性解放・知性と教養と文化
8 ローマ帝国の衰退とは何か
9 第三世界(「周辺」)への評価の岐れ道
10 ローマはなぜ滅んだか

出版社・メーカーコメント

空前絶後の大帝国ローマの滅亡から学ぶもの地中海を内海とし,極限までの繁栄を史上最も長きにわたって続けたローマ帝国.グルメブーム,女性パワー,性の解放など,平和と自由の帝国の中に衰亡因を探る.