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感情的になる前に知らないと恥ずかしい中国・韓国・北朝鮮Q&A

出版社名 講談社
出版年月 2018年5月
ISBNコード 978-4-06-221043-0
4-06-221043-6
税込価格 1,320円
頁数・縦 185P 19cm

商品内容

要旨

超大国のアメリカ、中国の力をもってしても、北朝鮮の暴走を止められないのは、なぜだと思いますか?その答えに近づくために必要なのは、それぞれの国の外交に隠された意味を読み解く力です。いま、東アジア情勢は緊迫しています。これから世界と付き合っていく世代にとって、「各国にとってのメリット」を分析するクールさと、歴史の事実に率直に目を向ける姿勢は必須のものとなります。他国や他国民を罵ったり、「日本は優れている」とやみくもに主張したりしていても、国際感覚が養われることはありません。現代中国を専門に研究するジャーナリストが、Q&A形式でわかりやすく、中国・韓国・北朝鮮と日本との間に何があったのか、何が起きているのか、基本となる事実を伝えます。

目次

第1章 北朝鮮は「厄介者」なのか?(北朝鮮がミサイル発射実験を繰り返し、戦争が近づいているかのようです。北朝鮮は韓国と戦争をしたいのでしょうか?それともアメリカと戦うつもりなのでしょうか?
核開発、ミサイル発射実験を繰り返す北朝鮮を、中国はコントロールできるのでしょうか? ほか)
第2章 認めざるを得ない隣人・中国(日本の書店には、「中国経済が崩壊する」と、未来を予言するかのような本が、たくさん並べられています。本当のことなんですか?
そんなに中国が嫌いだったら、どうして日本は、中国と付き合うのをやめないんですか? ほか)
第3章 尖閣諸島をめぐる領土問題はあるのか?(尖閣諸島は、日本と中国、いったいどちらのものなんですか?
いつから、尖閣諸島をめぐる問題が、大きく取り上げられるようになったのですか? ほか)
第4章 発火点としての靖国神社参拝(なんで、8月15日の終戦記念日に日本の大臣が靖国神社に参拝すると、中国が怒るのでしょうか?
なぜ、日本の報道機関は、大臣たちが靖国神社に参拝したこと、そして、中国や韓国がそれに反発したというニュースを繰り返すのですか? ほか)

おすすめコメント

なぜアメリカも中国も北朝鮮の暴走を止められないの? 中国・朝鮮半島を理解しながら、隠された外交メッセージをつかむ目を養えます

著者紹介

富坂 聰 (トミサカ サトシ)  
1964年生まれ。台湾で中国語を学んだ後、北京語言学院を経て、北京大学中文系に進む。1988年に北京大学を中退後、『週刊ポスト』、『週刊文春』の記者として取材にあたる。2002年、フリージャーナリストとして独立し、中国情勢、中国問題を中心にインサイドレポートを発表している。1994年、『龍の伝人たち』(小学館)で21世紀国際ノンフィクション大賞(現・小学館ノンフィクション大賞)優秀賞受賞。さまざまなメディアへの執筆活動のほか、テレビ番組のコメンテーターも務める。2014年に拓殖大学海外事情研究所教授に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)