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森の家

講談社文庫 ち8−1

出版社名 講談社
出版年月 2015年12月
ISBNコード 978-4-06-293252-3
4-06-293252-0
税込価格 660円
頁数・縦 253P 15cm

商品内容

要旨

自由のない家族関係を嫌う美里は、一回り年上の恋人と彼の息子が住む家に転がりこむ。お互いに深く干渉しない気ままな生活を楽しむ美里だったが、突然の恋人の失踪でそれは破られた。崩壊寸前の疑似家族は恢復するのか?血の繋がりを憎むのに、それを諦めきれない三人。次世代を担う女流作家の新家族小説。

おすすめコメント

自由のない家族関係を嫌う美里は、一回り年上の恋人と彼の息子が住む家に転がりこむ。お互いに深く干渉しない気ままな生活を楽しむ美里だったが、突然の恋人の失踪でそれは破られた。崩壊寸前の疑似家族は恢復するのか? 血の繋がりを憎むのに、それを諦めきれない三人。「家族という概念は放浪の旅に似ている。人はまるで終わりのない旅のように、いつまでも本当に安らげる自分の居場所を探していく」――千早茜

著者紹介

千早 茜 (チハヤ アカネ)  
1979年北海道生まれ。立命館大学文学部卒業。小学校時代の大半をアフリカ・ザンビアで過ごす。2008年『魚神』で第21回小説すばる新人賞を受賞してデビュー。’09年同作で第37回泉鏡花文学賞、’13年『あとかた』で第20回島清恋愛文学賞を受賞し直木賞候補作にもなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)