科学の危機
集英社新書 0782
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2015年4月 |
ISBNコード |
978-4-08-720782-8
(4-08-720782-X) |
税込価格 | 924円 |
頁数・縦 | 238P 18cm |
商品内容
要旨 |
かつて毒ガス兵器の開発者がノーベル賞を受賞した。その後も科学の軍事利用は止まるところを知らず、原子力、遺伝子ビジネスなど、研究はさらに未知の領域へと踏み込んでいく。本書は科学史と思想史を手がかりに、“科学の古典的規範”がいかに崩壊したかを明らかにする。さらに、専門家ではない人々が、科学の暴走に歯止めをかけるために必要な“感覚”について論じる。危機に瀕する科学に対し、どこに問題の本質があるのか核心を突く画期的論考。 |
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目次 |
第1章 科学の自覚(科学研究のスタイルの“起源” |
出版社・メーカーコメント
職業人としての科学者が誕生した19世紀前半以降の科学史をひも解くことで、科学がいかに変質し、その中で研究者の規範がどう変化したかを解明。〈科学批判〉を通して、暴走する科学へ警鐘を鳴らす。