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パッキパキ北京

出版社名 集英社
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-08-771857-7
4-08-771857-3
税込価格 1,595円
頁数・縦 144P 19cm

商品内容

要旨

コロナ禍の北京で単身赴任中の夫から、一緒に暮らそうと乞われた菖蒲。愛犬ペイペイを携えしぶしぶ中国に渡るが、「人生エンジョイ勢」を極める菖蒲、タダじゃ絶対に転ばない。過酷な隔離期間も難なくクリアし、現地の高級料理から超絶ローカルフードまで食べまくり、極寒のなか新春お祭り騒ぎ「春節」を堪能する。街のカオスすぎる交通事情の把握や、北京っ子たちの生態調査も欠かさない。これぞ、貪欲駐妻ライフ!北京を誰よりもフラットに「視察」する菖蒲がたどり着く境地とは…?

出版社・メーカーコメント

味わい尽くしてやる、この都市のギラつきのすべてを。コロナ禍の北京で単身赴任中の夫から、一緒に暮らそうと乞われた菖蒲(アヤメ)。愛犬ペイペイを携えしぶしぶ中国に渡るが、銀座のクラブ出身の菖蒲、タダじゃ絶対に転ばない。過酷なはずの隔離期間も悠々とこなし、美酒・美食・珍味・辛麺に溺れ、ブランド物を買い漁り、現地で若い「お友だち」を作り、駐妻ライフを徹底堪能せんとする。誰よりもフラットに北京を「視察」する菖蒲がたどり着く境地とは……? 著者自身の中国滞在経験とその観察力が炸裂する、一気読み必至の“痛快フィールドワーク小説”!【著者略歴】綿矢りさ(わたや・りさ)1984年、京都府生まれ。2001年『インストール』で文藝賞を受賞しデビュー。04年『蹴りたい背中』で芥川龍之介賞受賞。12年『かわいそうだね?』で大江健三郎賞、同年に京都市芸術新人賞、20年『生のみ生のままで』で島清恋愛文学賞受賞。他の著書に『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』『オーラの発表会』『嫌いなら呼ぶなよ』など。

著者紹介

綿矢 りさ (ワタヤ リサ)  
1984年、京都府生まれ。2001年『インストール』で文藝賞を受賞しデビュー。04年『蹴りたい背中』で芥川龍之介賞受賞。12年『かわいそうだね?』で大江健三郎賞、同年に京都市芸術新人賞、20年『生のみ生のままで』で島清恋愛文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)