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祖国とは国語

新潮文庫

出版社名 新潮社
出版年月 2006年1月
ISBNコード 978-4-10-124808-0
4-10-124808-7
税込価格 572円
頁数・縦 236P 16cm

商品内容

要旨

国家の根幹は、国語教育にかかっている。国語は、論理を育み、情緒を培い、すべての知的活動・教養の支えとなる読書する力を生む。国際派の数学者だからこそ見えてくる国語の重要性。全身全霊で提出する血涙の国家論的教育論「国語教育絶対論」他、ユーモラスな藤原家の知的な風景を軽快に描く「いじわるにも程がある」、出生地満州への老母との感動的な旅を描く「満州再訪記」を収録。

目次

国語教育絶対論(国語教育絶対論
英語第二公用語論に
犯罪的な教科書
まずは我慢力を
産学協同の果ては ほか)
いじわるにも程がある(お茶の謎
ギーギー音
ダイハッケン
科学は無情
ネギよ来い ほか)
満州再訪記

おすすめコメント

「ああ、この人に文部科学大臣になってもらいたい」(明大教授・齋藤孝氏絶賛!)  国家の根幹は、国語教育にかかっている。国語は、論理を育み、情緒を培い、すべての知的活動・教養の支えとなる読書する力を生む。国際派の数学者だからこそ見えてくる国語の重要性。全身全霊で提出する血涙の国家論的教育論「国語教育絶対論」他、ユーモラスな藤原家の知的な風景を軽快に描く「いじわるにも程がある」、出生地満州への老母との感動的な旅を描く「満州再訪記」を収録。

著者紹介

藤原 正彦 (フジワラ マサヒコ)  
1943(昭和18)年、旧満州新京生れ。東京大学理学部数学科大学院修士課程修了。お茶の水女子大学理学部教授。’78年、数学者の視点から眺めた清新なアメリカ留学記『若き数学者のアメリカ』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞、独自の随筆スタイルを確立する。故・新田次郎と藤原ていの次男(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)