• 本

科学者という仕事 独創性はどのように生まれるか

中公新書 1843

出版社名 中央公論新社
出版年月 2006年4月
ISBNコード 978-4-12-101843-4
4-12-101843-5
税込価格 858円
頁数・縦 271P 18cm

商品内容

要旨

多くの研究者には、共通した考え方や真理に対する独特のこだわりがある。アインシュタイン、ニュートン、チョムスキー、朝永振一郎、キュリー夫人らが残してくれた、真理を鋭く突き、そして美しい言葉を手がかりに、独創性がどのように生まれるかを考えてみよう。科学者という仕事を通して科学研究の本質に触れることは、「人間の知」への理解を深めることにつながるだろう。第一線の研究者によるサイエンスへの招待。

目次

第1章 科学研究のフィロソフィー―知るより分かる
第2章 模倣から創造へ―科学に王道なし
第3章 研究者のフィロソフィー―いかに「個」を磨くか
第4章 研究のセンス―不思議への挑戦
第5章 発表のセンス―伝える力
第6章 研究の倫理―フェアプレーとは
第7章 研究と教育のディレンマ―研究者を育む
第8章 科学者の社会貢献―進歩を支える人達

著者紹介

酒井 邦嘉 (サカイ クニヨシ)  
1964年(昭和39年)、東京に生まれる。87年、東京大学理学部物理学科卒業。92年、同大大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。同年、同大医学部助手。95年、ハーヴァード大学医学部リサーチフェロー。MIT言語・哲学科訪問研究員を経て、東京大学大学院総合文化研究科助教授。第56回毎日出版文化賞、第19回塚原仲晃記念賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)