• 本

アイルランド紀行 ジョイスからU2まで

中公新書 2183

出版社名 中央公論新社
出版年月 2012年9月
ISBNコード 978-4-12-102183-0
4-12-102183-5
税込価格 924円
頁数・縦 238P 18cm

商品内容

要旨

北海道より少しだけ広い島国だが、魅力を表す言葉は果てを知らない。それがアイルランド。ケルト文明の地、スウィフト、ワイルド、イェイツ、ジョイス、ベケット、ヒーニーらによる世界文学の生地、ヴァン・モリソンやU2が歌い上げる音楽の島、「虐げられてへつらう者たち」、英国からの独立闘争の国―。一木一草に至るまで言葉が刻まれているこの土地を、達意のエッセイと美味しい訳文でまるごと味わい尽くす。

目次

第1部 ダブリンとレンスター(東部)(薄汚れた町へ―ギネス醸造所、ダブリン
『ケルズの書』―トリニティ・カレッジ図書館旧館、ダブリン、および、キルデア、キルデア州
ストロングボウとイーファの結婚―クライストチャーチ大聖堂、ダブリン ほか)
第2部 コナハト(西部)(縄をなう男たち―ゴールウェイ、ゴールウェイ州
最後の女主人―クール荘園、ゴールウェイ州
胸壁からの眺め―バリリー塔、ゴールウェイ州 ほか)
第3部 マンスター(南部)、アルスター(北部)とベルファスト(風景と人間を結ぶ魔法―ディングル半島、ケリー州
「大飢餓」を語り継ぐ―エニスタイモン、クレア州、および、スキベリーン、コーク州
今はなき路地暮らし―リムリック、リムリック州 ほか)

おすすめコメント

文学・映画・詩からロックまで、数多の文化の“聖地”アイルランド。その最良最上のガイド本登場。本邦初訳の作品も多数収録する。

著者紹介

栩木 伸明 (トチギ ノブアキ)  
1958年、東京都生まれ。早稲田大学文学学術院教授、上智大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程単位取得退学。白百合女子大学教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)