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古代研究 4

女房文学から隠者文学へ

中公クラシックス J21

出版社名 中央公論新社
出版年月 2004年3月
ISBNコード 978-4-12-160064-6
4-12-160064-9
税込価格 1,540円
頁数・縦 295P 18cm
シリーズ名 古代研究

商品内容

要旨

歌の中から古代人の内生活の諸相を読みとろうとする折口学。

目次

女房文学から隠者文学へ―後期王朝文学史
万葉びとの生活
万葉集の解題
万葉集のなり立ち
万葉集研究
叙景詩の発生
古代生活に見えた恋愛
古代民謡の研究―その外輪に沿うて
日本書と日本紀と
相聞の発達
日本文章の発想法の起り
お伽草子の一考察

出版社
商品紹介

中古から中世の和歌に関する表題の論のほかに、万葉集あるいは古代歌謡についての独自の論を収録する。

著者紹介

折口 信夫 (オリクチ シノブ)  
1887〜1953。国文学者、民俗学者、歌人、詩人。大阪生れ。歌人、詩人としては釈迢空を名のった。天王寺中学卒業後、国学院大学に進み、国学者三矢重松から深い恩顧を受けた。1919年国学院大学講師となり、のち教授として終生国学院の教職にあった。手がけた領域は多方面にわたり、そのいずれもが独創的な内容を持っている。民俗学的国文学、日本芸能史論の創始者であり、成し遂げた業績はのちに“折口学”と称される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)