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日本語はいかにして成立したか

中公文庫

出版社名 中央公論新社
出版年月 2002年4月
ISBNコード 978-4-12-204007-6
4-12-204007-8
税込価格 1,078円
頁数・縦 406P 16cm

商品内容

要旨

日本語とはどのような言葉なのか?神話の分析から日本文化の重層的成立を明らかにし、文化の進展に伴う日本語の展開と、漢字の輸入から仮名遣の確立に至るまでを説く。日本語に対する著者の情熱に裏打ちされた、歯切れのいい日本語の成立史である。

目次

第1部 文字の無かった時代(神話の時代
日本語の重層的成立
語彙の発達
音韻の変遷
日本の東と西)
第2部 漢字で日本語を写した時代(渡米人が漢字を教える
文章を制作しはじめる
ウタを記録する
文法についての自覚を持つ
漢詩を作り漢文を訓読する)
第3部 仮名を作って日本語を書いた時代(女手の世界
漢字を使い馴らす
定家仮名遣)

著者紹介

大野 晋 (オオノ ススム)  
1919年、東京に生まれる。1943年、東京大学文学部国文学科卒業。専攻は国語学。恩師橋本進吉博士の上代特殊仮名遣の研究を発展させた「上代仮名遣の研究」がある。学習院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)