• 本

マレー蘭印紀行

改版

中公文庫

出版社名 中央公論新社
出版年月 2004年11月
ISBNコード 978-4-12-204448-7
4-12-204448-0
税込価格 713円
頁数・縦 184P 16cm

商品内容

要旨

昭和初年、夫人森三千代とともに流浪する詩人の旅は、いつ果てるともなくつづく。東南アジアの圧倒する自然の色彩と、そこに生きるものの営為を、ゆるぎない愛と澄明な詩心で描く。

目次

センブロン河
バトパハ
ペンゲラン
スリメダン
コーランプル
シンガポール
爪哇
スマトラ

著者紹介

金子 光晴 (カネコ ミツハル)  
明治28(1895)年、愛知県に生まれる。早大、東京美術学校、慶大をいずれも中退。大正8年、『赤土の家』を出版後渡欧、ボードレール、ヴェルハーレンに親しむ。大正12年、『こがね虫』で詩壇に認められたが、昭和3年、作家である夫人・森三千代とともにふたたび日本を脱出、中国、ヨーロッパ、東南アジアを放浪。昭和10年、詩「鮫」を発表以来、多くの抵抗詩を書く。昭和50(1975)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)