• 本

日本の歴史 16

改版

元禄時代

中公文庫

出版社名 中央公論新社
出版年月 2005年11月
ISBNコード 978-4-12-204619-1
4-12-204619-X
税込価格 1,540円
頁数・縦 559P 16cm
シリーズ名 日本の歴史

商品内容

要旨

江戸幕府の組織が確立し、安泰な家綱・綱吉の時代がつづくなかで、由比正雪の乱、赤穂浪士の討入りが人々の耳目をひく。町人は華やかな元禄風俗を生みだし、西鶴・近松・芭蕉らが輩出するが、一方では身分制や封建道徳がしだいに固まり、独裁政治の弊害は深まる…。

目次

由比正雪の乱
明暦の大火
旗本奴と町奴
江戸八百八町
夜の世界、新吉原
殉死の禁
東廻りと西廻り
天下の台所、大坂
犬公方
湯島の聖堂と貞享暦
忠臣蔵
窮乏する財政
元禄模様
絵の世界と侘の境地
一代男と曾根崎心中

著者紹介

児玉 幸多 (コダマ コウタ)  
1909年(明治42)、長野県に生まれる。33年(昭和7)、東京帝国大学文学部国史学科を卒業。在学中より近世の農村をテーマに研究を進めた。学習院大学教授、同大学学長を歴任。その後、学習院大学名誉教授、品川歴史館館長となる。93年より96年まで江戸東京博物館の初代館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)