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ピアニストが見たピアニスト 名演奏家の秘密とは

中公文庫 あ64−2

出版社名 中央公論新社
出版年月 2010年1月
ISBNコード 978-4-12-205269-7
4-12-205269-6
税込価格 1,026円
頁数・縦 348P 16cm

商品内容

要旨

リヒテル、ミケランジェリ、アルゲリッチ、フランソワ、バルビゼ、ハイドシェック。二十世紀の演奏史を彩る六人のピアニストの隠れた本質を、鋭い観察と筆致で、鮮やかに解き明かす。同じピアニストとしての共感と洞察力ゆえにせまり得た、名演奏家の技と心の秘密。

目次

負をさらけ出した人―スビャトスラフ・リヒテル
イリュージョニスト―ベネデッティ=ミケランジェリ
ソロの孤独―マルタ・アルゲリッチ
燃えつきたスカルボ―サンソン・フランソワ
本物の音楽を求めて―ピエール・バルビゼ
貴公子と鬼神の間―エリック・ハイドシェック

著者紹介

青柳 いづみこ (アオヤギ イズミコ)  
ピアニスト・文筆家。安川加壽子、ピエール・バルゼビの両氏に師事。フランス国立マルセイユ音楽院首席卒業。東京芸術大学大学院博士課程修了。1989年、論文「ドビュッシーと世紀末の美学」により、フランス音楽の分野で初の学術博士号を受ける。90年、文化庁芸術祭賞受賞。演奏と執筆を両立させ、著書には『翼のはえた指―評伝安川加壽子』(吉田秀和賞)、『青柳瑞穂の生涯』(日本エッセイストクラブ賞)、『六本指のゴルトベルク』(講談社エッセイ賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)