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ピアニストは指先で考える

中公文庫 あ64−4

出版社名 中央公論新社
出版年月 2010年12月
ISBNコード 978-4-12-205413-4
4-12-205413-3
税込価格 859円
頁数・縦 387P 16cm

商品内容

要旨

親指、爪、耳、眼、足…。身体のわずかな感覚の違いを活かして、ピアニストは驚くほど多彩な音楽を奏でる。そこにはどのような秘密があるのか?鋭敏な感覚を身につけるにはどうすればよいのか?モノ書きピアニストとして活躍する著者が綴る、ピアニストの身体感覚とは。

目次

1 ピアニストの身体
2 レガートとスタッカート
3 楽譜に忠実?
4 教えることと教わること
5 コンサートとレコーディング
6 ピアニストと旅
7 演奏の未来

著者紹介

青柳 いづみこ (アオヤギ イズミコ)  
ピアニスト・文筆家。安川加壽子、ピエール・バルビゼの両氏に師事。フランス国立マルセイユ音楽院首席卒業。東京芸術大学大学院博士課程修了。1989年、論文「ドビュッシーと世紀末の美学」により、フランス音楽の分野で初の学術博士号を受ける。90年、文化庁芸術祭賞受賞。演奏と執筆を両立させ、著書には『翼のはえた指 評伝安川加壽子』(吉田秀和賞)、『青柳瑞穂の生涯』(日本エッセイスト・クラブ賞)、『六本指のゴルトベルク』(講談社エッセイ賞)、などがある。大阪音楽大学教授、日本ショパン協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)