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富士

改版

中公文庫 た13−8

出版社名 中央公論新社
出版年月 2018年8月
ISBNコード 978-4-12-206625-0
4-12-206625-5
税込価格 1,512円
頁数・縦 696P 16cm

商品内容

要旨

悠揚たる富士に見おろされる戦時下の精神病院を舞台に、人間の狂気と正常の謎にいどみ、深い人間哲学をくりひろげる武田文学の最高傑作。自作を語る「富士と日本人」、担当編集者・村松友視によるエッセイ「終章のあとのエピローグ」などを収めた増補新版。

おすすめコメント

悠揚たる富士に見おろされる精神病院。時に入り交じり、時に入れ替わる人間の「狂気」と「正常」の謎に挑み、深い人間哲学をくりひろげる武田文学の最高傑作。自作解説、連載担当者・村松友視によるエッセイ、堀江敏幸の解説を収録する増補新版。

著者紹介

武田 泰淳 (タケダ タイジュン)  
1912(明治45)年、東京・本郷の潮泉寺住職大島泰信の次男に生まれる。旧制浦和高校を経て東大支那文学科を中退。僧侶としての体験、左翼運動、戦時下における中国体験が、思想的重量感を持つ作品群の起動点となった。43(昭和18)年『司馬遷』を刊行、46年以後、戦後文学の代表的旗手としてかずかずの創作を発表し、不滅の足跡を残した。76(昭和51)年10月没。73年『快楽』により日本文学大賞、76年『目まいのする散歩』により野間文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)