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古事記の研究

中公文庫 お41−5

出版社名 中央公論新社
出版年月 2019年9月
ISBNコード 978-4-12-206778-3
4-12-206778-2
税込価格 1,100円
頁数・縦 347P 16cm

商品内容

要旨

どうかこの講義の後に、心を潜めて、古事記の研究を進めて頂きたい―。昭和九年と十年に長野県下伊那郡教育会で行われた三つの講義「古事記の研究」(一・二)と「万葉人の生活」を収める。「古事記研究の初歩」と著者自身が呼ぶ一般向けの入門講義を初めて文庫化する。

目次

古事記の研究(古事記の世界
古事記の歌謡
古事記の成立
古代精神)
古事記の研究2(古代倫理観
民族性格の基礎
推移と合理化と
古事記に見えた民族的要件)
万葉人の生活(万葉集分類の意義
歌謡に現れた地方人の生活
東歌の研究)

おすすめコメント

昭和九年と十年に行った講義「古事記の研究」(一・二)と「万葉人の生活」を収録。「古事記研究の初歩」と自身が呼ぶ講義の初文庫化。《日本再見》第2弾

著者紹介

折口 信夫 (オリクチ シノブ)  
明治20(1887)年、大阪木津に生まれる。天王寺中学を経て国学院大学卒業。のち国学院大学教授、慶応義塾大学教授。古代研究に基を置いた学問の領域は広く、国文学、民俗学、国語学、宗教学、芸能史にわたって独自の学風を築いた。昭和28(1953)年9月没。没後刊行の全集により芸術院恩賜賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)