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「死ぬ瞬間」と死後の生

改版

中公文庫 キ5−7

出版社名 中央公論新社
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-12-206864-3
4-12-206864-9
税込価格 990円
頁数・縦 303P 16cm
シリーズ名 「死ぬ瞬間」と臨死体験

商品内容

要旨

延命を至上目的にしてきた医療のあり方に対する疑問―死は敗北なのか…。死の問題、終末期医療に取り組み続けた著者が語る、生きること、そして死ぬことの意味。人生をじゅうぶんに生きるとはどういうことか、死後の生とは何か。著者の生い立ち、体験、実践から語られるメッセージ。

目次

死ほど大事なことはない(マイダネク
象徴言語 ほか)
繭と蝶(四つの部分
五つの自然な感情 ほか)
生、死、死後の生(シュワルツ夫人
死ぬときはひとりではない ほか)
現代における癒し(全身が麻痺した女性
病院の清掃係 ほか)
それに対して「イエス」と言うこと(聖金曜日
自殺は自由な選択の範囲にはない ほか)

おすすめコメント

大ベストセラーとなった「死ぬ瞬間」の著者が語る、少女時代、医学生時代。どうして著者が死を迎える患者たちの話を聞くに至ったか等、講演を再現。

著者紹介

キューブラー・ロス,エリザベス (キューブラーロス,エリザベス)   K¨ubler‐Ross,Elisabeth
精神科医。1926年、スイスのチューリヒに生まれる。チューリヒ大学に学び、1957年学位取得。その後渡米し、ニューヨークのマンハッタン州立病院、コロラド大学病院などをへて、1965年シカゴ大学ビリングズ病院で「死とその過程」に関するセミナーをはじめる。1969年、『死ぬ瞬間』を出版して国際的に有名になる。著書多数。2004年、死去
鈴木 晶 (スズキ ショウ)  
1952年、東京生まれ。東京大学文学部ロシア文学科卒業、同大学院人文科学研究科博士課程満期修了。現在、法政大学名誉教授、早稲田大学大学院客員教授。専攻は文学批評、精神分析学、舞踊史。著書・訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)