デンジャラス
中公文庫 き41−2
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2020年6月 |
ISBNコード |
978-4-12-206896-4
(4-12-206896-7) |
税込価格 | 726円 |
頁数・縦 | 330P 16cm |
商品内容
要旨 |
美しい妻は絶対的な存在。楚々とした義妹は代表作の原点。そして義息の若い嫁は、新たな刺激を与えてくれる…。大作家をとりまく魅惑的な三人の女たち。嫉妬と葛藤が渦巻くなか、翻弄される男の目に映っているものは―。文豪「谷崎潤一郎」を題材に、桐野夏生が織りなす物語世界から炙り出される人間たちの「業」と「欲」。 |
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おすすめコメント
妻は絶対的な存在。義妹は代表作『細雪』の原点。そして義息の若き嫁は、新たな刺激を与えてくれる……。谷崎潤一郎をとりまくのは、血縁関係のない三人の女たち。嫉妬と葛藤が渦巻くなか、翻弄される男の目に映っているものは――。日本文学史上最も危険な文豪をモデルに、桐野夏生が新たな文学へと昇華させ、作家の「業」を抉り出した問題作。