ひと夜の恋 元禄お犬小屋異聞
中公文庫 も26−6
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2022年6月 |
ISBNコード |
978-4-12-207223-7
(4-12-207223-9) |
税込価格 | 770円 |
頁数・縦 | 288P 16cm |
商品内容
要旨 |
「生類憐みの令」から十年。幕府が設けた中野村の「御囲」で数万頭の犬の世話をする娘・お吉は、犬たちから慕われ「犬吉」と呼ばれていた。赤穂浪士が討ち入りを果たしたあくる夜、御囲を揺るがす事件が起こる。狂騒のなかで犬吉の身に降りかかる運命のゆくえは…。目くるめく一夜を描く時代長篇。 |
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出版社・メーカーコメント
第五代将軍・徳川綱吉が貞享二年(1685)に発した「生類憐みの令」から十年。巷に犬があふれ、ついに幕府は野良犬を収容する「御囲」を作った。中野村の「御囲」で数万頭の犬の世話をする娘・お吉は、「犬吉」と呼ばれていた。赤穂浪士が討入りを果たした朝、一人の侍・依田との出会いが彼女の運命を大きく揺さぶる。討入りの興奮冷めやらぬ狂気の一夜の事件と、人生を動かす恋を描く時代長編。『犬吉』を改題。