• 本

脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方

出版社名 NHK出版
出版年月 2009年3月
ISBNコード 978-4-14-081353-9
4-14-081353-9
税込価格 2,310円
頁数・縦 345,5P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 「スポーツの秋」と「読書の秋」はつながっていた

    スポーツの秋と読書の秋を結び付けてくれる本書。
    運動を、特に有酸素運動を継続的にすることにより身体的な健康はもちろんのこと、
    脳にも良い影響が多々あることを非常にわかりやすく解説してくれています。
    毎朝、日本でいう部活の朝練のようなものを取り入れた学校の学力が著しく向上
    した話やうつ病の方が治療に運動を取り入れることにより病気が快復し、
    しかも薬いらずになった話など運動をむしろ肉体の為というよりも脳の為に常日頃の
    習慣に取り入れるべきだと思わせられずにいられない1冊。


    (2011年9月23日)

商品内容

要旨

最新科学でわかった脳細胞の増やし方。

目次

第1章 革命へようこそ―運動と脳に関するケーススタディ
第2章 学習―脳細胞を育てよう
第3章 ストレス―最大の障害
第4章 不安―パニックを避ける
第5章 うつ―気分をよくする
第6章 注意欠陥障害―注意散漫から脱け出す
第7章 依存症―セルフコントロールのしくみを再生する
第8章 ホルモンの変化―女性の脳に及ぼす影響
第9章 加齢―賢く老いる
第10章 鍛錬―脳を作る

出版社
商品紹介

人間の脳は走りながら進化した。脳と気持ちが変わる脳科学からの運動指南。脳ブームとランニングブームを結ぶ。

おすすめコメント

体のためよりも、脳のために走りましょう。全国学力調査と体力調査で改めて鮮明になった脳と運動の相関関係──。朝に運動をした子どもは成績が上がる。運動をすると脳の神経成長因子が35%も増え、ストレスやうつを改善し、痴呆になる確率は半分になる。運動が脳と気持ちに及ぼす絶大な効果を知れば、あなたの生き方もきっと変わるはず!

著者紹介

レイティ,ジョン J. (レイティ,ジョン J.)   Ratey,John J.
医学博士。ハーバード大学医学部臨床精神医学准教授。マサチューセッツ州ケンブリッジで開業医としても活躍。研修医訓練の監督補佐を務めるマサチューセッツ精神衛生センターでは10年以上にわたって研修医やハーバード大学医学部学生たちを教える。また、ハーバード大学医師生涯教育プログラムの常勤講師として精神科医たちを教えている。臨床研究者として精神医学と精神薬理学分野のピアレビュー専門誌に60以上の論文を発表。1986年にはボストン自閉症研究センターを設立、また、攻撃的行動への新しい投薬治療についての彼の研究から、88年にはアメリカ精神医学会に新しく攻撃性に関する研究会が生まれた。80年代にエドワード・ハロウェル医師とともにADHDの研究を始め、94年に初めてこの障害を分かりやすく説明する著書『へんてこな贈り物』(インターメディカル)を執筆。1998年から毎年、同業者の選出による全米ベスト・ドクターのひとりに選ばれ続けている。また最近では、本書のテーマである定期的な有酸素運動の普及に貢献したとして、非営利団体PE4Lifeより最優秀支援賞を受けている
ヘイガーマン,エリック (ヘイガーマン,エリック)   Hagerman,Eric
サイエンス・エディター。Popular Science誌、Outside誌で編集主任を務める
野中 香方子 (ノナカ キョウコ)  
翻訳家。お茶の水女子大学教育学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)