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アガサ・クリスティーの秘密ノート 上

ハヤカワ文庫 クリスティー文庫 101

出版社名 早川書房
出版年月 2010年4月
ISBNコード 978-4-15-130101-8
4-15-130101-1
税込価格 924円
頁数・縦 391P 16cm
シリーズ名 アガサ・クリスティーの秘密ノート

商品内容

要旨

クリスティーの屋敷で、小部屋の奥にしまいこまれていた70冊以上のノート。そのページには、ミステリの女王の創作の秘密が…興奮に震えながらノートを調べると、さらなる驚きが待っていた。そこには、未発表の短篇、それも名探偵ポアロが活躍するオリジナルの短篇ミステリ2作が眠っていたのだ!さまざまな事情から陽の目を見なかった幻の作品をついに完全収録。世界を驚かせた話題作。

目次

前書き 陽光のなかの影―グリーンウェイでの幕間劇、一九五四年の夏
1 予告殺人―作家としてのスタート
2 もの言えぬ証人―ノートに記された証拠
3 動く指―仕事中のアガサ・クリスティー
4 鳩のなかの猫―童謡殺人
5 目隠しごっこ―殺人ゲーム
6 車中の娘―乗物の殺人
付録 白鳥の歌―最後の作品
ケルベロスの捕獲―(『ヘラクレスの冒険』第十二の事件)

著者紹介

クリスティー,アガサ (クリスティー,アガサ)   Christie,Agatha
1890年イギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている
カラン,ジョン (カラン,ジョン)   Curran,John
クリスティー作品の愛好家であり、“アガサ・クリスティー・ニューズレター”の編集を手がけてきた。クリスティーの居宅であるグリーンウェイ・ハウスの修復作業のコンサルタントをつとめ、クリスティーの孫のマシュー・プリチャードと共にアガサ・クリスティー・アーカイヴを設立した。アイルランドのダブリン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)