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アーサー・ミラー 5

代価/二つの月曜日の思い出

ハヤカワ演劇文庫 39

出版社名 早川書房
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-15-140039-1
4-15-140039-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 330P 16cm
シリーズ名 アーサー・ミラー

商品内容

要旨

マンハッタンのアパート。父を看取った弟夫婦のもとに、医師として成功した兄が、数十年ぶりに訪ねてきた。父を見捨てられず、自分の人生を犠牲にした弟に兄が告げた衝撃の真実とは―「代価」。ニューヨークのとある部品倉庫の事務所。18歳の新人バートの“ありふれた月曜日”が、様々な人間模様とともに鮮やかに描かれる。著者の若き日を投影した自伝的作品「二つの月曜日の思い出」。傑作二篇を収録。

おすすめコメント

大恐慌後のアメリカ。家族への自己犠牲を問う「代価」、平凡な事務所の日常が著者の若き日を彷彿とさせる「二つの月曜日の思い出」の二篇を収録。

著者紹介

ミラー,アーサー (ミラー,アーサー)   Miller,Arthur
1915年ニューヨークに生まれる。ミシガン大学で演劇を学び、在学中からラジオ・ドラマの脚本を執筆。1944年「幸運な男」でブロードウェイ・デビュー。1947年「みんな我が子」で注目を集める。「セールスマンの死」(1949年)は、エリア・カザン演出で上演され、トニー賞、ピュリッツァー賞を受賞。映画脚本・小説や評論と幅広く活躍。1965〜69年、国際ペンクラブ会長を務めた。2005年2月没
倉橋 健 (クラハシ タケシ)  
1919年生。早稲田大学文学部英文科卒、早稲田大学教授、演劇博物館館長を歴任、2000年5月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)