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トム・ストッパード 4

アルカディア

ハヤカワ演劇文庫 43

出版社名 早川書房
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-15-140043-8
4-15-140043-5
税込価格 1,320円
頁数・縦 270P 16cm
シリーズ名 トム・ストッパード

商品内容

要旨

19世紀の英国。詩人バイロンが長逗留する貴族の館には、魅力的な女主人、天才的頭脳の令嬢、皮肉な家庭教師、三流詩人と浮気な妻、大佐、執事と庭番などあらゆる人間の織り成すカオスな関係が渦巻く。二百年の時を経て現代のバイロン研究者らはその謎を解き明かせるのか。はたして決闘で死んだのは誰?隠者の庵で終生過ごしたのは?トマシナの書き残した理論の意味は?難解にして美しくも切ないストッパードの傑作。

著者紹介

ストッパード,トム (ストッパード,トム)   Stoppard,Tom
劇作家、脚本家。1937年チェコスロヴァキア生まれ。幼少期にドイツの侵略を逃れ、両親とシンガポールに亡命。その後、母の再婚相手である英国軍人の姓を受け、英国へ移住。17歳で新聞記者の職を得た後、テレビやラジオのシナリオ執筆を開始。66年『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』で脚光を浴び(68年トニー賞最優秀作品賞。90年に自身の監督・脚本で映画化)、以降話題作を次々と発表。自作のほかチェーホフ作品などの翻案も手掛ける。2002年初演の『コースト・オブ・ユートピア』で07年トニー賞最優秀作品賞など7部門を受賞。映画脚本も多数担当し、98年『恋に落ちたシェイクスピア』でアカデミー賞最優秀脚本賞受賞。78年CBE勲章受章、97年にはナイトに叙せられる。09年、第21回高松宮殿下記念世界文化賞受賞
小田島 恒志 (オダシマ コウシ)  
1962年生、早稲田大学文学学術院教授、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)