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国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源 下

出版社名 早川書房
出版年月 2013年6月
ISBNコード 978-4-15-209385-1
4-15-209385-4
税込価格 2,640円
頁数・縦 358P 20cm
シリーズ名 国家はなぜ衰退するのか

商品内容

要旨

一見似たような国家が、経済や政治の発展においてまったく異なっているのはなぜか。下巻には坂本龍馬や大久保利通も登場。「ワシントン・ポスト」「エコノミスト」「フィナンシャル・タイムズ」各紙誌の年間ベストブックに選出!『銃・病原菌・鉄』に比肩する新古典。

目次

第9章 後退する発展
第10章 繁栄の広がり
第11章 好循環
第12章 悪循環
第13章 こんにち国家はなぜ衰退するのか
第14章 旧弊を打破する
第15章 繁栄と貧困を理解する

出版社・メーカーコメント

<ハヤカワ・ノンフィクション>《ワシントン・ポスト》《エコノミスト》《フィナンシャル・タイムズ》各紙誌の年間ベストブックに選出! 下巻には坂本龍馬や大久保利通も登場。 「著者たちは、ある問題をめぐる議論に重要な貢献をなした。一見似たような国家が、経済や政治の発展においてまったく異なっているのはなぜかという問題である」――ケネス・J・アロー(1972年度ノーベル経済学賞受賞者)  「本書を手に取って読みはじめたら、途中でやめるのは難しい」――マイケル・スペンス(2001年度ノーベル経済学賞受賞者)  「思わず引き込まれる、きわめて読みやすい本だ。そして結論には勇気づけられる」――ニーアル・ファーガソン(ハーバード大学教授。『憎悪の世紀』『マネーの進化史』ほか)  「著者たちは経済学と政治経済学における重要問題に関する研究を大いに活気づけた」──ゲイリー・S・ベッカー(1992年度ノーベル経済学賞受賞者)  「希望を与えるすばらしい書──だが一方で、ひどく心をかき乱す警鐘でもある」──サイモン・ジョンソン(MITスローン校教授)  「このうきうきするほど読みやすく面白い物語において、現代の社会科学の巨人である著者たちは、元気の出る重要なメッセージを送っている」──イアン・モリス(スタンフォード大学教授)  「本当にすごい本だ。アセモグルとロビンソンは、一流の思想家たちを何世紀にもわたって悩ませてきた社会科学における最大の難問に挑み、シンプルさと力強さにおいて卓越した解答を提示した」――スティーヴン・レヴィット(『ヤバい経済学』ほか) *巻末にアセモグルと解説者のQ&Aを収録(解説/稲葉振一郎)。

著者紹介

アセモグル,ダロン (アセモグル,ダロン)   Acemoglu,Daron
マサチューセッツ工科大学(MIT)エリザベス&ジェイムズ・キリアン記念経済学教授。トルコ出身。英国ヨーク大学卒業後、1992年にロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で博士号を取得。研究分野は政治経済学、経済発展、経済理論など多岐にわたる。40歳以下の若手経済学者の登竜門とされ、ノーベル経済学賞にもっとも近いと言われるジョン・ベイツ・クラーク賞を2005年に受賞
ロビンソン,ジェイムズ・A. (ロビンソン,ジェイムズA.)   Robinson,James A.
ハーバード大学デイヴィッド・フローレンス記念政治学教授。英国出身。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)卒業後、1993年にイェール大学で博士号を取得。主たる研究分野は政治経済学と比較政治学、経済発展と政治発展。ラテンアメリカとアフリカの世界的に著名な専門家で、ボツワナ、モーリシャス、シエラレオネ、南アフリカなどで研究活動を行なっている
鬼澤 忍 (オニザワ シノブ)  
翻訳家。1963年生まれ。成城大学経済学部経営学科卒。埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)