オービタル・クラウド
出版社名 | 早川書房 |
---|---|
出版年月 | 2014年2月 |
ISBNコード |
978-4-15-209444-5
(4-15-209444-3) |
税込価格 | 2,090円 |
頁数・縦 | 473P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
-
-
-
おすすめ度
- KaBoS 宮前平店 (神奈川県川崎市宮前区)
ざっくり紹介しますと、
この作品は宇宙とか人工衛星とかCIAとか
北米航空宇宙防衛軍とかJAXAなどがでてくるので、
それらが好きな人にはオススメです。
・・・もう少しちゃんと書きますと、衛星軌道上のアレコレを巡って
色々な人がいろんな立場で奮闘する話で、
書籍帯には「テクノスリラー」という文言がありますが、
サスペンス要素のほうが強いかも。
藤井太洋さんの著作は4作ともテクノロジーが
大きなギミックとなっています。
『Gene Mapper』は仮想現実と遺伝子組換、
『オービタル・クラウド』はスペーステザーとデブリ問題、
『アンダーグラウンド・マーケット』は電子通貨と地下経済、
『ビッグデータ・コネクト』はサイバー犯罪とビッグデータ。
どれもテクノロジーが様々な局面でかかわり、
それらは時として悲惨な結果をもたらしたりしますが、
最終的には人間賛歌的な結末になっているように思えます。
ある意味、SFの王道的展開ともいえますが、
テクノロジーに蹂躙されて救いがない結末になる作品も多いなか、
けして軽量級ではない清涼感は作家さんの(2015年12月11日)
-
おすすめ度
-
商品内容
文学賞情報 |
2014年
第35回
日本SF大賞受賞 |
---|---|
要旨 |
そこには、果てしない希望と底知れぬ恐怖があった―圧倒的な臨場感で提示する、近未来の宇宙開発とネット技術のビジョン!電子書籍のベストセラー作家、渾身のテクノスリラー巨篇! |
出版社 商品紹介 |
衛星軌道上で不審な動きをする宇宙デブリは壮大なスペース・テロの始まりだった。電子書籍ベストセラー作家の近未来サスペンス。 |