• 本

息子たちよ

出版社名 早川書房
出版年月 2020年1月
ISBNコード 978-4-15-209908-2
4-15-209908-9
税込価格 1,870円
頁数・縦 251P 19cm

商品内容

要旨

家に帰らない父親は本を読みながらこんなことを考えていた。すべての親とかつての子供達に贈る家族エッセイ。

目次

第1章 ジャックがいたころ(赤子が誕生したとき
僕、小学二年生だよ
サンタクロースは本当にいないのか ほか)
第2章 家を出る季節(熱海の夜
一枚の写真
お前も淋しくないか ほか)
第3章 ゆっくりと生きろ(いま着ている服を好きになること
無限の荒野について
気楽に気長にやればいい ほか)

出版社・メーカーコメント

20年間、(ほとんど)家に帰らなかった父親は、息子たちをひそかに想ってエッセイを綴っていた。可愛かった幼年時代、伝えられなかったアドバイス、受験や就職、そして巣立ち……。人生の節目節目で父はこんな心配をしていた! すべての親と、かつての子供たちに贈る父と子と本をめぐるエッセイ集。

著者紹介

北上 次郎 (キタガミ ジロウ)  
文芸評論家、エッセイスト。1946年東京生まれ、明治大学文学部卒。1976年、椎名誠らと“本の雑誌”を創刊。以降2000年12月まで発行人をつとめた。1994年に『冒険小説論』(早川書房刊)で日本推理作家協会賞を受賞。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)