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ビッグテック5社を解体せよ

出版社名 徳間書店
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-19-865382-8
4-19-865382-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 316P 19cm

商品内容

要旨

アメリカの老舗出版社から出版妨害を受けた問題作!ビッグテックは単なる独占集団ではない。かつてない巨大な社会運動体である。ビッグテックは、ニューズ、情報、言論に対する影響力を秘かに行使して、「社会はこうあるべき」という自分たちのヴィジョンを現実化させようとしているのだ。その先にあるのは、私たちを洗脳し、奴隷として支配する恐るべきディストピアの世界なのである。

目次

第1部(独占の復活 The Return of the Monopolies
泥棒男爵たち The Robber Barons
最後の共和主義者 The Last Republican
大企業優先自由主義の大勝利 The Triumph of Corporate Liberalism)
第2部(依存症に苦しむアメリカ Addicting America
反社会的メディア Anti‐Social Media
検閲担当者たち The Censors
新しい世界秩序 New World Order
不正操作されているワシントン Rigging Washington)
第3部(私たち一人ひとりにできること What Each of Us Can Do
新しい政治 A New Politics)

出版社・メーカーコメント

NYタイムズのベストセラー第1位!FB(Meta)ザッカーバーグと米上院で直接対決した著者による衝撃作登場!ビッグテックのわずか5社(アップル、アマゾン、グーグル、ファイスブック、マイクロソフト)の株式時価総額は800兆円を超え、すでに日本のGDPを超えて世界第3位の経済規模を持つ大国と同様の存在として成長しつつある。しかも、ビッグテックは単なる巨大な企業集団ではない。彼らは、独占的な立場を利用して、ニューズ、情報、言論に対する影響力を秘かに行使し、「社会はこうあるべき」という自分たちのヴィジョンを現実化させようとしているのだ。その先にあるのは、私たちを洗脳し、奴隷として支配する恐るべきディストピアの世界にほかならない。巨大IT企業による恐るべき洗脳支配の実態をザッカーバーグと議会で対決した著者があますところなく描く問題作――本書の主張を抜きにあらゆる議論は成立しなくなった。副島隆彦氏推薦・解説――「ビッグテックがあなたを監視している」ビッグテック解体の準備が着々と進んでいる。特にフェイスブックのマーク・ザッカーバーグに対する攻撃は厳しい。プラットフォーム(巨大窓口)を利用者に無料で使わせて、個人情報を集め、集めた膨大なデータを利用者に断りなくアルゴリズム(コンピュータの計算方法)に当てはめて、個人の嗜好や性格まで分析する。それを広告収入に結び付けて大きな利益を出す。世の中のために何も作らない虚業(ルビ:きょぎょう)に対する怒りが高まっている。ジョージ・オーウェルのディストピア(絶望郷)小説『1984年』に出てくる「ビッグ・ブラザーがあなたを見張っている」をもじった「ビッグテックがあなたを監視している」 ‘Big Tech Is Watching You!’である。                       (「副島隆彦氏推薦文」より)

著者紹介

ホウリー,ジョシュ (ホウリー,ジョシュ)   Hawley,Josh
1979年生まれ。ミズーリ州選出連邦上院議員(共和党)。スタンフォード大学卒業、イェール大学法科大学院修了。アメリカ合衆国最高裁判所主席判事書記官やミズーリ州司法長官を務めた。妻エリンとの間に3人の子供たちがいる。ワシントンDCとミズーリ州オザークで生活している
古村 治彦 (フルムラ ハルヒコ)  
1974年生まれ。鹿児島県出身。早稲田大学社会科学部卒業。早稲田大学大学院社会科学研究科地球社会論専攻修士課程修了(修士・社会科学)。南カリフォルニア大学大学院政治学研究科博士課程中退(政治学修士)。現在、SNSI・副島国家研究所研究員、愛知大学国際問題研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)