• 本

デザイン思考 マインドセット+スキルセット

出版社名 日経BP日本経済新聞出版
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-296-11546-4
4-296-11546-4
税込価格 2,200円
頁数・縦 346P 19cm

商品内容

要旨

特別なノウハウ、センスがないとうまくいかない?それは大きな誤解です!SAP、ネスレ日本、小林製薬、バルミューダ、マザーハウス…日本の成功事例とともに誰でもできる実践的活用法を解説。

目次

社会とデザイン
デザイン行動と試行錯誤
デザイン思考とデザイン行動
観察によって人間を理解する
観察のスキルセット
問題を発見する
問題を解決する
体験のプロトタイプをつくる
デザイン思考ワークショップ
デザイン思考の組織導入
スタンフォード大学のデザイン教育プログラム
デザイン思考の実践

出版社・メーカーコメント

◆デザイン思考の導入は難しい? デザイン思考とは、従来の手法では見出せなかった問題を発見し、新たな事業(モデル)や仕組みを創造する手法で、d.school(スタンフォード大学)が有名だ。 ただ、特殊なスキルが必要との思い込みから導入を躊躇う企業が多い。また、1.用語や技術にこだわる、2.完璧主義、3.自前主義(非オープン)など、日本特有の理由からうまくいかないケースも少なくない。◆トヨタの“カイゼン”も実践例のひとつ 一方で、成果をあげている日本企業もある。 例えば、トヨタのカイゼン。「なぜ(Why)を5回繰り返す」はデザイン思考の重要スキルセット「5Why」として普及。またその起点となる現場の観察は、デザイン思考の人間中心のマインドセットを支えるものである。 いまやSAP、ネスレ日本、小林製薬、サントリー、バルミューダ、マザーハウスなど成功事例は続出、富士通やSOMPOホールディングスなど導入を進める企業も増えてきた。◆デザイン思考で時代の荒波を乗り越える VUCAの時代には事業環境の不確実性、不透明性が増す。AIやロボット技術が進展するなか、デジタル技術・ネットワーク化を駆使した新たな事業創造が欠かせない。さらにSDGsへの取り組みも必須で、未知・未経験分野へ進出するための武器としてデザイン思考の実践的導入はますます重要になる。 本書は、国内外の最前線を知る著者が、具体的事例とともに、デザイン思考導入の基本と実践を総合的に解説する、経営者から開発担当者まで必携の一冊である。

著者紹介

廣田 章光 (ヒロタ アキミツ)  
近畿大学経営学部商学科教授。デザイン・クリエイティブ研究所デザイン・マネジメントセンター長。博士(商学)。神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。スタンフォード大学客員教授(2013〜2014年)、カリフォルニア大学客員研究員(2014年)、(公財)神戸市産業振興財団理事、日本マーケティング学会理事。(株)アシックス入社後、スポーツ工学研究所、新規事業開発などを経て、マーケティング部門設立を担当。2008年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)