絵本のなかの動物はなぜ一列に歩いているのか 空間の絵本学
出版社名 | 勁草書房 |
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出版年月 | 2023年2月 |
ISBNコード |
978-4-326-85200-0
(4-326-85200-3) |
税込価格 | 3,080円 |
頁数・縦 | 304,21P 20cm |
商品内容
要旨 |
動物たちはつぎつぎに出会い、列をつくり、塔になり、袋に入り込む。空間構成のプロセスという観点から、「絵本の力」の謎を解き明かす! |
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目次 |
1章 絵本はどのように作られているのか―空間構成のプロセスからとらえた絵本論 |
出版社・メーカーコメント
絵本で動物たちは次々に出会い、列を作り、塔になり、袋に入り込む。名作を参照し、「空間構成のプロセス」という観点から考察する。絵本という空間はどのように構成されていくのか。動物たちが塔になり、クライマックスでの崩壊を経て、元の状態へと戻る均衡回復の物語は、積み木の重なりが崩壊するのと同じ知覚体験をもたらす。「空間構成のプロセス」の観点から、絵本特有のパターンを読み解き、絵本が読者にいかなる体験を生みだすのか、人間学をもとに考察する。