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早朝坐禅 凛とした生活のすすめ

祥伝社新書 076

出版社名 祥伝社
出版年月 2007年8月
ISBNコード 978-4-396-11076-5
4-396-11076-6
税込価格 814円
頁数・縦 211P 18cm

商品内容

要旨

現代ほど「人間関係」の重要性が説かれる時代もない。家族、学校、会社、それぞれにおけるコミュニケーションの大切さが謳われる一方、疲れた人やうつ病は増え続け、自殺者は九年連続で三万人を超えている。著者は、疲れたときには「群れ」から離れて「ひとり」になってみよ、という。毎朝、五分坐って、己の心と向き合う。正しい姿勢で、深い呼吸をする。季節の風を胸元に入れながら、歩く。ときには庭にたたずみ、河原で風に吹かれる。ひとり静かに自分自身や自然と向き合うことが、騒々しい人間関係の疲れを取り、豊かな人生を手に入れる最良の方法なのだ。―凛とした生活を送るために大切な身体作法を実践的に説く、山折流・人生指南の書。

目次

序章 自殺者三万人という異常事態―なぜ、日本人は病んでしまったのか
第1章 早朝坐禅―まず、三分から始めてみる
第2章 散歩の効用―歩くことで、何が見えてくるか
第3章 心が楽になる「身体作法」―正しい姿勢が人生を変える
第4章 うつになる人、ならない人―「親子関係、人間関係」でつまずかない
第5章 夜の作法を身につける―「眠れない人」のための、夜とのつき合い方指南
終章 無常を思って生きる―「死」を穏やかに受け容れるためのレッスン

おすすめコメント

人気宗教学者の最新刊。毎朝三分間の座禅、散歩、心が楽になる身体作法など、誰もが実践できることで、「己の心」とまっすぐ向き合うことの大切さを説く山折流「人生指南書」。

著者紹介

山折 哲雄 (ヤマオリ テツオ)  
1931年、サンフランシスコ生まれ。岩手県出身。東北大学文学部卒業。東北大学文学部助教授、国立歴史民俗博物館教授、国際日本文化研究センター教授、所長を経て、名誉教授。専門は宗教史、思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)