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図説世界を驚かせた頭のいい江戸のエコ生活

青春新書INTELLIGENCE PI−299

出版社名 青春出版社
出版年月 2010年12月
ISBNコード 978-4-413-04299-4
4-413-04299-9
税込価格 922円
頁数・縦 184P 18cm

商品内容

要旨

買わない、ためない、捨てない…少ないモノで、人生を思いっきり楽しむ江戸っ子の「持たない」知恵!あなたの江戸常識がひっくり返る面白さ。

目次

1章 少ないモノでのびのび暮らす!江戸庶民の頭のいい暮らし方(江戸庶民の平均的な居住スペースは?
多くの人びとが暮らす裏店(長屋)の住み心地 ほか)
2章 知恵と工夫と助け合い!江戸は究極のエコロジー&エコノミー社会(百万都市の庶民生活をささえた人びと
江戸の行商人はバリエーション豊か ほか)
3章 モノは捨てずに賢く使い切る!すべてを無駄なく回す循環システム(商人とともに庶民生活をささえた職人たち
職人のタイプは「居職」か「出職」 ほか)
4章 こんな旨いものを食べていたのか!自然とのほどよい距離感と食事情(百万都市・江戸ができるまで
江戸の東郊は、米・野菜の供給地 ほか)
5章 日々の生活から、趣味・気晴らしまで!人生を丸ごと楽しむスローライフ(「一汁一菜」で十分な庶民の食事
番付でみる人気のおかず ほか)

おすすめコメント

幕末に日本を訪れた西欧人がこぞって、その清潔さ、秩序のよさに驚いた江戸町は、一方で、限られた資源を上手に使いまわし、農村と都市の見事な循環社会を実現した、世界ナンバー1のエコ社会だった! そんな世界に誇る江戸の庶民たちの、モノは少なくても心豊かに賢く暮らす「知恵」と「工夫」と「心意気」を、当時の図絵とともに紹介した一冊。

著者紹介

菅野 俊輔 (カンノ シュンスケ)  
早稲田大学政治経済学部卒業。江戸文化研究家。東京・八丁堀の早稲田大学エクステンションセンター、竹橋の毎日文化センター、日本橋の小津文化教室で江戸学や古文書の講師を務めながら、講演・著述・テレビ出演など多方面で活躍中。毎年恒例の「江戸文化歴史検定試験」関連講座も人気(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)