• 本

生き物が大人になるまで 「成長」をめぐる生物学

出版社名 大和書房
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-479-39351-1
4-479-39351-X
税込価格 1,540円
頁数・縦 206P 19cm

商品内容

要旨

幼虫時代はなぜ必要?踏まれた雑草は、どう育つ?子に噛みつくキツネは残酷?生き物が大人になるまでの、様々な不思議。本能に頼る虫、知能を選んだ動物、したたかな植物―。驚きの戦略の数々。

目次

第1章 大人と子どもはどこが違う?(大人は子どもより大きいのだろうか
早く大人になるって、いいことなの? ほか)
第2章 「遊び」と「学び」(カマキリの赤ちゃんも遊ぶのだろうか
どうして、トンボは学習しないのだろう? ほか)
第3章 「ふつう」ってなんだろう(くっつき虫の実の中を見たことがありますか?
脳は「たくさん」が苦手 ほか)
第4章 成長の計り方(この植物の成長を計りなさい
雑草は踏まれても立ち上がるって、本当? ほか)
第5章 成長する力は、どこにある?(「人は成長しなければならない!」って、本当?
昔の人は、イネを作らなかった?)

出版社・メーカーコメント

生き物の生態に学ぶ、人の「成長」の物語学者が紹介する多種多様な自然の生き物の成長のかたちから、人間にとっての「学ぶこと」や「大人になること」の意味を考える。

著者紹介

稲垣 栄洋 (イナガキ ヒデヒロ)  
1968年、静岡県生まれ。岡山大学大学院修了。農学博士。専門は雑草生態学。農林水産省、農林技術研究所等を経て、現在、静岡大学農学部教授。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)