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桜の園

神代教授の日常と謎

出版社名 東京創元社
出版年月 2009年4月
ISBNコード 978-4-488-02442-0
4-488-02442-4
税込価格 1,650円
頁数・縦 333P 19cm

商品内容

要旨

W大教授・神代宗が同僚に伴われて訪れた、古めかしい洋館、「桜館」。同僚は館に住む三人の老女を魔女と呼んで恐れ嫌うが、その想いがどこから来るのか彼自身説明出来ない。老女たちの思惑を垣間見せながら、花見の宴は過去をなぞるように進み、神代らの困惑は深まるばかり。そのとき館の内から悲鳴が聞こえ―(表題作)。神代の亡き母の秘められた過去がよみがえる「花の形見に」。謎解きの味わい深い、繊細な煌めきを放つ力作中編ミステリ二編を収録した、“建築探偵”桜井京介の恩師・神代教授の事件簿第二弾。

出版社
商品紹介

友人に連れられて、丘の上に建つ桜に囲まれた洋館へと赴いた神代。そこでは20年前の宴が再び…。《建築探偵》番外編、第2弾。

著者紹介

篠田 真由美 (シノダ マユミ)  
1953年、東京本郷生まれ。早稲田大学第二文学部卒。92年、第二回鮎川哲也賞の最終候補作となった『琥珀の城の殺人』でミステリ作家としてデビューする。94年刊行の本格ミステリ長編『未明の家』より建築探偵桜井京介シリーズを開始し、多くの読者を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)