歌人探偵定家 百人一首推理抄
出版社名 | 東京創元社 |
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出版年月 | 2024年6月 |
ISBNコード |
978-4-488-02904-3
(4-488-02904-3) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 286P 19cm |
商品内容
要旨 |
一一八六年。平家一門の生き残りである、亡き平頼盛の長男・保盛はある日、都の松木立で女のバラバラ死体が発見された現場に遭遇する。生首には紫式部の和歌「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲隠れにし 夜半の月かな」が書かれた札が針で留められ、野次馬達はその惨状から鬼の仕業だと恐れていた。そこに現れた、保盛の友人で和歌を愛してやまない青年歌人・藤原定家は「屍に添えて和歌を汚す者は許せん」と噴慨。死体を検分する能力のある保盛を巻きこみ、事件解決に乗り出す!後に『小倉百人一首』に選出された和歌の絡む五つの謎を、異色のバディが解く連作ミステリ。 |
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出版社・メーカーコメント
一一八六年。平家一門の生き残りであり、亡き平頼盛の長男・保盛はある日、都の松木立で女のバラバラ死体が発見された現場に遭遇する。生首には紫式部の和歌「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲隠れにし 夜半の月かな」が書かれた札が針で打たれ、野次馬達はその惨状から鬼の仕業だと恐れていた。そこに現れた、保盛の友人で和歌を愛する青年歌人・藤原定家は「屍に添えて和歌を汚す者は許せん」と憤慨。保盛を相棒に、事件解決に乗り出す! 『百人一首』に選出された和歌には、秘密があった−−若き西行が遭遇した密室からの人間消失、和歌の見立て殺人、女房の連続怪死。定家が和歌の絡んだ五つの謎を解く、豪華絢爛な連作集。