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19号室

創元推理文庫 Mラ14−2

出版社名 東京創元社
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-488-22905-4
4-488-22905-0
税込価格 1,496円
頁数・縦 573P 15cm

商品内容

要旨

ベルリン国際映画祭の開会式場に悲鳴が響き渡った。予定外の、女性が殺される瞬間を撮った映像が上映されたのだ。女性は市長の娘で女優の卵。映像はあまりにリアルで、目出し帽の人物が上映を強要したという。トム・バビロン刑事は捜査を始めるが、相棒の臨床心理士ジータは、映像内の壁に残されていた「19」に、自分との共通点を見つけて戦慄する。『17の鍵』につづく第2弾!

出版社・メーカーコメント

ベルリン国際映画祭の開会式場に悲鳴が響き渡った。予定外の映像が上映されたのだ。女性が何者かに襲われ、心臓を大きな釘でひと突きされていた。しかもその女性は市長の娘で、女優だと判明。この映像は本物か偽物か? トム・バビロン刑事は捜査を始めるが、警察の協力者である臨床心理士ジータは、映像内の壁に残されていた「19」の文字に戦慄する。殺されたかもしれない女性と自分には共通点がある−−。圧倒的リーダビリティのドイツ・ミステリ第2弾!

著者紹介

ラーベ,マルク (ラーベ,マルク)   Raabe,Marc
ドイツ、ケルン生まれ。10代で仲間と映像を撮りはじめ、大学入学前に映像制作会社を設立。大学では演劇・映画・テレビ学とドイツ文学を専攻するものの、会社経営に専念するために中退した。2012年にSchnittを刊行して作家デビュー。同作は〈シュピーゲル〉のベストセラーリストに数週間にわたって掲載された。2018年に刊行した「刑事トム・バビロン・シリーズ」第1作『17の鍵』が大ベストセラーとなる。全4作の同シリーズは、本国で累計発行部数が43万部を超える人気を得た。ケルン在住
酒寄 進一 (サカヨリ シンイチ)  
ドイツ文学翻訳家。和光大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)