吸血鬼と精神分析
創元推理文庫 Mか2−12
出版社名 | 東京創元社 |
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出版年月 | 2025年5月 |
ISBNコード |
978-4-488-41512-9
(4-488-41512-1) |
税込価格 | 2,530円 |
頁数・縦 | 927P 15cm |
商品内容
要旨 |
パリで起きたルーマニア人亡命将校射殺事件。現場にはDRACという血文字が。その後女性が血を抜かれて殺される猟奇殺人が続く。矢吹駆はこの〈吸血鬼〉事件の犯人が、遺体に動物の徴を残していることに着目。一方ギリシアでの事件後神経を病んだナディアが、この連続猟奇事件に巻き込まれていく。脱血と動物の徴は何を意味するのか?駆の現象学的推理が暴く驚愕の真相! |
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出版社・メーカーコメント
ルーマニアの亡命将校が射殺され、床にはDRACという血文字が残されていた。その後続いた連続女性殺人事件は、全身から血液が抜かれた上、躰に謎の文字が遺されるという猟奇的なもので、吸血鬼事件と騒がれる。駆は一連の事件には動物の徴が添えられていたことに気づく。一方ナディアは、ミノタウロス島での事件の衝撃から立ち直れずに不安定になり、精神医の診療室に足を運んでいた……。矢吹駆の現象学的推理が暴き出すのは、驚愕の真相だ。矢吹駆シリーズ第6弾。