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深夜の市長

創元推理文庫 Mう1−4

出版社名 東京創元社
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-488-44614-7
4-488-44614-0
税込価格 1,210円
頁数・縦 411P 15cm

商品内容

要旨

昼とは別の姿を見せる真夜中の東京“大都市T”。ある晩の殺人事件をきっかけに、数々の怪事件を解決すべく暗躍する“深夜の市長”の存在を知った僕。果たして彼の正体は?傑作都市ミステリ「深夜の市長」、人間の興奮を測定した“興奮曲線”をめぐる悲劇を描く「キド効果」など11編を収録。日本SFの先駆者の真髄を示す、唯一無二の奇想で彩られた珠玉のミステリ短編集を贈る。

おすすめコメント

昼とは全く別の姿をした、真夜中の東京“大都市T”。奇怪な人々が闇に潜む不思議な都市を支配するのが、謎の老人・深夜の市長である。ある晩の殺人をきっかけに、次々と起こる怪事件を解決すべく暗躍する市長の正体は? 傑作都市ミステリ「深夜の市長」。慕っていた資産家の老人が亡くなった後,少年が取った行動が予想外の事態を招く「仲々死なぬ彼奴」。人間の興奮を測定した“興奮曲線”により,殺人事件の犯人を特定した博士が陥った悲劇を描く「キド効果」など11編を収録。日本SFの先駆者にして唯一無二の奇想に満ちた作品を描いた著者の真髄を示す,珠玉の短編集第2弾。

著者紹介

海野 十三 (ウンノ ジュウゾウ)  
1897年徳島県生まれ。早稲田大学卒。逓信省電気試験所で技師として働くかたわら執筆活動を開始。1928年『新青年』に「電気風呂の怪死事件」を発表し、探偵小説家としてデビューを飾る。1949年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)