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援助じゃアフリカは発展しない

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2010年8月
ISBNコード 978-4-492-21188-5
4-492-21188-8
税込価格 2,420円
頁数・縦 237,21P 20cm

商品内容

要旨

これまでの対アフリカ援助に関する議論のほとんどは、1世紀前のアフリカ大陸と同じように、当事者以外のところでなされてきた―議論は相変わらず植民地化されていたのだ。本書は、そのアフリカ問題について、当事者であるアフリカ人女性による、はじめての本格的論争の書である。

目次

第1部 援助が主役の世界(援助の神話
援助の略史
援助は役立っていない
経済成長の無言の殺し屋)
第2部 援助がない世界(ドンゴ共和国
援助依存モデルについてのラディカルな再考
債券発行
中国人は朋友なり
貿易で経済発展
貧者の銀行
アフリカに真の開発を)

出版社
商品紹介

「援助は腐敗を助長させ人々を貧困に陥れる。アフリカが貧しいのはまさに援助のせいだ」。アフリカ人によるアフリカ発展論。

著者紹介

モヨ,ダンビサ (モヨ,ダンビサ)   Moyo,Dambisa
ザンビアの首都ルサカに生まれ、ザンビアで教育を受ける。1990年、大統領に対するクーデター未遂により大学が閉鎖されたのを機に渡米。世界銀行に2年間勤務した後、ハーバード大学で修士号、オックスフォード大学で経済学博士号を取得。その後ゴールドマン・サックスで8年間勤務し、「グローバル・エコノミスト&ストラテジスト」として活躍。本書刊行後はTime、Financial Times等数多くの活字メディアにインタビューなどで登場するだけでなく、テレビ出演や講演もこなし、2009年5月のTimeで「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた
小浜 裕久 (コハマ ヒロヒサ)  
1949年川崎市に生まれる。1972年慶應義塾大学経済学部卒業。1974年同大学院経済学研究科修士課程修了。1974〜87年国際開発センター研究員、主任研究員。現在、静岡県立大学国際関係学部教授(開発経済学、国際経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)