犠牲者意識ナショナリズム 国境を超える「記憶」の戦争
出版社名 | 東洋経済新報社 |
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出版年月 | 2022年7月 |
ISBNコード |
978-4-492-21252-3
(4-492-21252-3) |
税込価格 | 3,520円 |
頁数・縦 | 529P 20cm |
商品内容
要旨 |
日本の戦争犯罪と原爆被害に関する東アジアは記憶文化はホロコーストの記憶を参照し、慰安婦の記憶は逆に、戦時性犯罪と暴力的売春に関する欧州の眠っていた記憶を呼び覚ます。犠牲者意識ナショナリズムは、地球規模の記憶空間において互いの経験を取り込みながら自らの正当化を図っている。歴史の誤用と濫用すら辞さない、大陸を超えた競合と競争を分析する本書は、犠牲者意識ナショナリズムのグローバル・ヒストリー、より正確にはそれが引き起こす「記憶の戦争」に関するグローバル・ヒストリーである。 |
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目次 |
記憶のグローバル・ヒストリーへ向けて |
出版社・メーカーコメント
慰安婦問題、徴用工問題・・・なぜ日韓の溝は深まるばかりなのか? 世界中で拡大・先鋭化するナショナリズムの本質を問う話題作。