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脱フリーター社会 大人たちにできること

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2004年12月
ISBNコード 978-4-492-22256-0
4-492-22256-1
税込価格 1,650円
頁数・縦 203P 20cm

商品内容

要旨

現在、若年の失業率は高く、フリーターも年々増加しており、日本の若者を取り巻く環境は厳しくなっている。このままではフリーター自身にとっても、社会全体にとっても、発展は望めない。これらの責任の多くを若者に帰する意見があるが、本書の基本的立場は、若者だけではなく社会全体に責任があるというものである。第1部では経済学者の眼から、第2部では若者の眼からと、二つの眼から分析し、若者の失業とフリーター問題について政策提言を行っている。

目次

第1部 若者のフリーター、失業問題を解決するには(若者は働くということをどう見ているか
決定を延ばす若者の心理
階層分化と性別の差
若者の労働市場と企業・政府の役割)
第2部 フリーターの現状と若者の主張(フリーターとフリーターを取り巻く環境
フリーター問題に対する一般的な見方
若者と企業のどちらに原因があるのか
若者からの政策提言)
終章 脱フリーター社会へ向けての政策提言

出版社
商品紹介

経済学者と若者の2つの視点からフリーターがなぜ増加してきたかを様々な側面から分析。現状を打破するために何をすべきか提言。

著者紹介

橘木 俊詔 (タチバナキ トシアキ)  
京都大学大学院経済学研究科教授。1943年兵庫県生まれ。ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。京都大学助教授を経て、現職。日本経済学会副会長。著書に、『個人貯蓄とライフサイクル』(共著、日本経済新聞社、1994年、日経・経済図書文化賞受賞)、『日本の経済格差』(岩波新書、1998年、エコノミスト賞受賞)『家計からみる日本経済』(岩波新書、2004年、石橋湛山賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)