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なぜ若者は保守化するのか 反転する現実と願望

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2009年12月
ISBNコード 978-4-492-22301-7
4-492-22301-0
税込価格 1,650円
頁数・縦 239P 20cm

商品内容

要旨

草食系若者が急増する日本は大丈夫か!?「格差社会」「婚活」という言葉を世に出した社会学者が分析・検証する若者の「失われた20年」。

目次

序論 若者の「失われた20年」(保守化する日本の若者意識
若者にとっての「失われた20年」 ほか)
第1部 若者が危ない(消費もできなくなった若者の不安―現代人のアイデンティティはどこに?
若者の希望を潰す新卒偏重の採用―いつまで不合理な慣習を続けるのか ほか)
第2部 先送りされる格差・少子化問題(若者が希望を持てる社会を作れるのか―政権選択選挙後の政府の役目
オランダモデルから学ぶこと―社会保障における正規・非正規の差別撤廃を ほか)
終わりに―民主党政権は、追い詰められた若者を救えるか?

出版社
商品紹介

仕事がない。結婚できない。将来に希望が描けない。若者をここまで追い込んでしまった社会に未来はあるのか。解決の処方箋を提言。

著者紹介

山田 昌弘 (ヤマダ マサヒロ)  
1957年、東京都生まれ。1981年、東京大学文学部卒業。1986年、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、中央大学文学部教授。専門は家族社会学。親子・夫婦・恋人などの人間関係を社会学的に読み解く試みを行っている。学卒後も両親宅に同居し独身生活を続ける若者を「パラサイト・シングル」と呼び、「格差社会」という言葉を世に浸透させたことでも知られる。また、最近では「婚活」という言葉を世に出し、婚活ブームの火付け役ともなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)