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年金改革の政治経済学 世代間格差を超えて

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2005年3月
ISBNコード 978-4-492-70108-9
4-492-70108-7
税込価格 3,520円
頁数・縦 236P 22cm

商品内容

要旨

年金制度改革には否応なしに政治と経済のインターアクションが起こっており、政治学的な要素と、経済学的な要素の相互作用を見逃すわけにはいかない。本書は、そのような視点から、年金改革問題を気鋭の政治学者が分析したものである。

目次

序章 年金改革に対する政治経済学的アプローチ―問題の所在と本書のねらい
第1章 福祉国家は逆進的課税に依存するか―OECD18カ国の比較研究から得られる含意
第2章 戦後日本における公的年金の運用―福祉国家のディレンマ・行政国家のディレンマ
第3章 年金問題をめぐる国民意識と世代間格差―全国世論調査データにみる2001‐2004年の変化
第4章 政治経済制度の変化と有権者の政策争点態度―2004年参議院選挙における年金改革争点に関する分析
第5章 政治家における世代と政党間競争―衆議院議員調査を手がかりに
第6章 年金制度改革の実現経路と選択肢
終章 年金改革に必要な視座

出版社
商品紹介

年金改革に、有権者はどう反応したか、また政治家はどう行動したのか。世論調査と政治家へのインタビューを通じて明らかにする。

著者紹介

北岡 伸一 (キタオカ シンイチ)  
1948年奈良県に生まれる。1971年東京大学法学部卒業。1976年東京大学大学院博士課程修了。法学博士。立教大学助教授・教授を経て、1997年東京大学法学部教授。国際連合日本政府代表部大使
田中 愛治 (タナカ アイジ)  
1951年東京都に生まれる。1975年早稲田大学政治経済学部卒業。1985年オハイオ州立大学大学院政治学研究科博士課程修了。Ph.D.(政治学)。東洋英和女学院大学助教授、青山学院大学法学部助教授・教授などを経て、早稲田大学政治経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)