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春画に見る江戸老人の色事

平凡社新書 761

出版社名 平凡社
出版年月 2015年1月
ISBNコード 978-4-582-85761-0
4-582-85761-2
税込価格 858円
頁数・縦 183P 18cm

商品内容

要旨

春画には、多くの老爺、老婆が登場する。世界のエロティックアートに見るように、行為を覗く者というばかりでなく、行為者として性行為に直接参画する。日本の春画の大きな特徴である。老爺と若い妾の、老婆と男妾の、老婆と老爺の営みを描く春画をみていくとき、老年とその性愛に偏見をもたないこの国の古くて新しい考え方がよみがえってくる。

目次

老爺の色事
老婆の色事
老夫婦の色事

著者紹介

白倉 敬彦 (シラクラ ヨシヒコ)  
1940年北海道生まれ。浮世絵研究者、文筆業。早稲田大学文学部中退。長年にわたり、現代美術から浮世絵にいたる美術書を企画編集、近年では浮世絵・春画の研究に携わる。2014年10月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)