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日本人はなぜ外国人に「神道」を説明できないのか

ベスト新書 570

出版社名 ベストセラーズ
出版年月 2018年1月
ISBNコード 978-4-584-12570-0
4-584-12570-8
税込価格 897円
頁数・縦 269P 18cm

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要旨

初詣や七五三、お宮参りなどで神社に訪れたり、日本史として古事記や日本書紀、戦前・戦中の国家神道などを学ぶ以外に、私たちが神道に触れる機会は多くないだろう。しかし、実は神道は、伝統文化だけでなく、現代日本人の精神や考え方、習慣に深く根づいているという。一方、日本文化に関心を持つ外国人は確実に増えている。そんな外国人に神道について尋ねられたときに、どれくらいの日本人が正しく説明できるだろうか。本書では、全国の神社約3万社に参拝したことがあり、約3,000人以上の神職と話をしてきた著者が、「神道とは何か」をつまびらかにしている。大相撲や歌舞伎・能はもちろん、「おもてなし」などの日本人らしさ、自然との関わり、社会思想やグローバリズム、そしてアニメや最先端の量子論にまで、神道の精神は影響しているのだという。著者は作家、ジャーナリスト、神道思想家で、一般社団法人日本らしさ・地域らしさ研究所理事長を務める。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2018年02月20日]

商品内容

要旨

シントウって何だろう…?大嘗祭、大相撲、歌舞伎、アニメ、経営学、量子論、リベラル思想―その根源には神道の精神がある!

目次

第1章 「スポーツ」と「神道」の深い関係
第2章 「神道」と「教育」の歴史
第3章 外国人に「日本」を理解してもらうために
第4章 神道のなかにこそ本当の「リベラル」がある
第5章 「日本神話」と「祭り」の世界
第6章 「日本文化」の神髄
第7章 衣食住と神々の結び
第8章 アニメや漫画、量子論は神道だ

おすすめコメント

日本らしい振る舞いや慣習―、その原点にある「神道」。神道に魅入られた外国人は数多く存在するが、肝心の日本人の多くが「神道とは何か」を説明できない…。神道史家が神道の真髄に迫る。

著者紹介

山村 明義 (ヤマムラ アキヨシ)  
作家、ジャーナリスト、神道思想家。昭和35(1960)年、熊本県生まれ。早稲田大学を卒業後、平成7(1995)年頃より、政治・経済・社会・宗教の思想を独自に調査思索し、リベラル思想の退潮を知る。その後、世界のあらゆる思想を比較しても、日本の神道思想が優れていることを学んだことをきっかけに神道思想家となる。一般社団法人日本人らしさ・地域らしさ研究所理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)