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新型コロナはどこから来たのか 国際情勢と科学的見地から探るウイルスの起源

出版社名 ハーパーコリンズ・ジャパン
出版年月 2022年4月
ISBNコード 978-4-596-42836-3
4-596-42836-0
税込価格 2,860円
頁数・縦 501P 19cm

商品内容

要旨

「新型コロナはコウモリ由来で自然変異のウイルスである」。WHOは2021年の調査でそう結論づけた。だが実際は多くの事象が「武漢研究所からの流出」の可能性を示唆し、権威ある研究者の中にもそれを論じる者は少なくない。ウイルスの本当の起源はどこなのか。流出説はなぜ陰謀論として切り捨てられたのか。取材を通じて見えてきたのは、「研究所由来」に寄った論文が検閲され、公正なはずの調査団が骨抜きになり、議論が封じ込められてきた事実。そして中国共産党の世界戦略、米政権の対立構造が複雑に絡み合った権力者たちのパワーゲームだった―。未曾有のパンデミックの裏側で起きていた出来事を、多角的に徹底検証!

目次

廖大文(リウ・ダイモン)
勇気ある告発者たち
広まる知らせ
混乱の武漢
春節
武漢行き最後の列車
まとまらないホワイトハウス
透明性
市場のパニックを避けよ
ポンペオ〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

「人為的エラー」は起きたのか――?感染症の権威、ホワイトハウス・各国政府高官、中国人医師、亡命者、軍・諜報機関・国際組織関係者など最重要人物に直接取材を敢行した、緊迫のドキュメント!

著者紹介

マークソン,シャーリ (マークソン,シャーリ)   Markson,Sharri
『オーストラリアン』紙の調査報道記者にして、スカイニュース・オーストラリアでホスト番組を持つ人気キャスター。2020年に始まったパンデミック以降、新型コロナウイルスの起源に関する報道を最前線で行ってきた。過去には『デイリー・テレグラフ』紙、『オーストラリアン』紙、『クレオ』誌などのエディター職も歴任し、『サンデー・テレグラフ』紙では政治記者とチーフを務めた。オーストラリア報道界で最も権威あるウォークリー賞に2回輝いたほか、ケネディ賞を4度受賞(年間最優秀ジャーナリスト、年間最優秀政治記者、年間最優秀スクープ、年間最優秀コラムニスト)。夫、子どもとともにシドニー在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)