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日記で読む日本史 6

紫式部日記を読み解く 源氏物語の作者が見た宮廷社会

出版社名 臨川書店
出版年月 2017年1月
ISBNコード 978-4-653-04346-1
4-653-04346-9
税込価格 3,300円
頁数・縦 270P 20cm
シリーズ名 日記で読む日本史

商品内容

要旨

平安文学を代表する女流作家・紫式部。栄華を誇る藤原道長の娘・中宮彰子のもとで、彼女が見たもの・感じたこととは何だったのか。そして、そこでの経験はどのように彼女の物語世界に昇華されたのか。謎とされる部分も多い彼女の日記『紫式部日記』を丹念に読み解き、紫式部自身の姿とその目に映る宮廷社会に迫る!

目次

第1章 「紫式部日記」の構成と内容(彰子の出産
産養 ほか)
第2章 表現方法の特徴―「栄花物語」との比較検討(日記的部分の執筆動機を表現から探る―寛弘五年敦成親王誕生記事をめぐって
紫式部独自の表現―「源氏物語」「紫式部日記」「栄花物語」を比較して)
第3章 女たちへの眼差し(彰子に対する評価
女房の集団 ほか)
第4章 藤原道長像(道長の魅力
紫式部と道長の関係)
第5章 「源氏物語」との共通点・相違点(容姿を形容する語
食をめぐる言説 ほか)

著者紹介

池田 節子 (イケダ セツコ)  
1955年、東京都に生まれる。1987年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。共立女子短期大学・成蹊大学非常勤講師などを経て、駒沢女子大学人文学部教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)